結局は人

 

こんにちは

 

旭トレーニングハウスの小池です。

先日、某高校の講演会に呼んでいただき、50名以上の学生に１時間ほどの講演をしてきました。

適度な不安と、緊張と、ワクワクを楽しむことができ、あっという間の1時間でした。

この講演タイトルですが、

『トレーナー、治療家である私の人生～大人ってこんなに楽しいんだぜ～』

何ともタイトルだけではわけがわかりませんが、要は楽しく生きるために必要な僕の考え方

を伝えてきました。

1人でも心に刺されば幸いです。

さて、今日は何を伝えたいかというと、”結局は人”が大切という事。

この講演の中での質問で、トレーナーを夢見るある学生が、

『トレーナーの資格がたくさんあり何をとればいいのかわからない』

と質問されました。

まずこの場で質問をしてくれたことが素晴らしい。ありがとうございます。

そしてこの質問に僕はこう答えました。

『確かにトレーナーの資格はたくさんあり迷うよね。僕は柔道整復師として活動しているけど、AT・鍼灸・柔整などトリプルライセンスを持っている方も周りにいたりして、たくさん資格を持っている人に憧れたり、こういう方には勝てないのかなって思ったりした時もあった。でも10年以上トレーナーをしてきて思うことは、どんな資格を持っているかが大事じゃなくて、どんな人に見てもらいたいか、トレーナーとして来てほしいか。ここの方が大事だと感じています。”結局は人”が大事。だから、自分が一番興味のある資格を取ればいいんじゃない』

こう答えました。

目の前の人にどれだけ寄り添えるか、どれだけ思えるか、考えられるか。

諦めないか。

これなんです。

偉そうな事言っていますが、僕も治療家、トレーナーとしては全然まだまだです。一流には程遠いです。

でも困っている人を助けたい気持ちだけは人一倍強いです。

夢中になれます。周りが見えなくなるぐらい。

先日来てくれた、捻挫をしてしまった中3のテニスプレーヤー。

5日後に試合がある。

本気で考えました。どうしたら出られるのか。

昨日うれしい連絡がありました。

『今日少しだけ球を打つだけのつもりが、ポイント練習までできました。日に日に良くなっており試合に間に合いそうです』と。

選手の絶対に怪我を治すという強い気持ちと、僕の思いがつながり驚異の回復力を見せています。

最初足がつけないほどでしたからね。

今日、その選手の試合前の最後の練習を見に行きます。

テーピングを張り替えます。

夢中です。

僕は一人でやっているので、身体には限界があります。

たくさんの人を助けられるかはわかりません。

でも少なくとも僕を頼ってきてくれた人は、とにかく全力を尽くす。

考えて考えて考えまくります。

この人の為に僕に何ができるのか。

 

結局は人。

 

不器用な僕はこれしかできません。

 

不器用な僕にはこれができます。