足の外側の張り感をどう考えるか
2023/09/12
こんにちは
旭トレーニングハウスの小池です。
今回は、多くの方が経験する足の外側の張り感(シビレ感)について解説してみようと思います。
旭トレーニングハウスに来られる方も何人かいらっしゃる
『長く歩いたり、運動すると足の外側が張ってきて痛む。シビレが出る』
という症状。
特に女性に多い印象です。
結論から言うと、その張り感を出しているのはいわゆる【筋膜】というやつです。
※筋膜由来じゃない場合もありますが、筋膜のパターンが多いです。
僕は仕事柄、患者さんの歩行を見ることが多いですが(ほぼ100%診ます(笑))
お尻を左右に振り振りしながら歩かれる方、たくさんいらっしゃませんか?
このお尻の横揺れを『骨盤の側方Sway』と表現したりしますが
まあ横にお尻を振って歩くという事です。
そしてこの横揺れが大きい方程、足の外側の張り感が出やすい傾向にあります。
この写真を見てください。
歩きの途中(右足で立っているところ)の静止画です。
このかた、右足の外側に張り感があるのですが、お尻が右側に揺れているのが分かるかと思います。
この場合、このお尻の揺れを止めてくれているものがいるはずです。
そうなんです。
これが【筋膜】です。
筋膜がこのお尻の横揺れを止めてくれています。
ハンモックを想像するとわかりやすいかもしれません。
ハンモックは、生地を張らせて身体を受け止めてくれます。
このお尻の横揺れもそう。
足の外側の筋膜(皮膚)を張らせて止めてくれています。
でも、このような方はそんな実感はなく、歩いています。
これを繰り返していると、だんだん外側が張ってきます。
また、筋膜が硬くなることで筋膜を貫いている細かい神経も絞扼(こうやく)されてしまいますから、痺れ様の症状が出たりもします。
ではどうすれば外側の張りが取れるのか。
左がbefore、右がafter
歩きを変えてあげればいいのです。
お尻の揺れを止めてあげれば、足の外側は張らなくなります。
歩きは、意識して変えることは難しいです(律動的に行われるものですからね)
ですので、お尻を振らないように歩いてください、は難しいという事。
やることは2つ。
筋の硬さをとる。股関節周囲の筋肉や、腹筋を使えるようにエクササイズをする。
人によってやることは違いますが、ざっくりこれをやれば自然に歩行が変わり、結果的に足の外側の張り感というのは取れてきます。
このような症状をとる為にはエクササイズ(運動療法)は必須です。
身体を支える機能(筋力)が落ちてくると、このような問題が起こりやすいです。
足の外側がよく疲れる、張る、しびれるといった方、ご連絡くださいませ。
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旭トレーニングハウス
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瀬戸市で目指す腰痛の改善
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