足関節捻挫の再発予防
2023/09/12
こんにちは
旭トレーニングハウスの小池です。
今回は足関節捻挫をしてしまった方が再発させないために必要な身体の使い方を解説してみようと思います。
一度捻挫をしてしまうと、捻挫癖がついてしまうとよく言われますよね。
確かに、捻挫をした後の初期処置、並びに治療、リハビリが不十分だと痛めた靭帯の強度が下がり足関節にゆるみが生じてしまう事はよくあります。
以前投稿した記事で、怪我をした際の初期処置の重要性を書きましたので、そちらをご参照ください。
今回は、治療の話ではなく、競技復帰してからの話。
捻挫をしてしまう場面で最も多い?のは、切り返し動作だと思います。
前後、左右に走った際、急激にストップをかけ、ダッシュする動き。
そこで足首を捻挫するケースがとても多いです。
いくら靭帯がきれいに治ったとしても、切り返し動作がきちんと行われていないと、再度捻挫するリスクがありますからね。
ここで捻挫を再発させないための切り返し動作のコツがあります。
それは、『前後、左右の動きを縦で止める』です。
何のこっちゃわからんですよね。
物体(身体)が移動し、急激に止まる際に慣性の法則という力がかかります。
自動車が急ブレーキをした際、進行方向に身体が投げ出されるあれです。
例えば、右方向にダッシュし合図とともに反対方向へ切り返す際、ぎゅっと止まりますが、
身体の重りは右に移動する力がかかります。
この力が止めきれないと体が流れてしまい足首を捻挫してしまいます。
この2つの動画を見てください。
進行方向の力を止めきれないパターン
進行方向の力を止めれているパターン
この二つの切り返しパターンのうち、2つ目の切り返し動作が正解です。
この進行方向にかかる力をどのように止めているのか。
答えは『縦で止める』です。
横方向にかかる力を床を押すように縦で止めています。
このような切り返し動作を習得することで捻挫の再発を予防することができます。
この縦で止める動きは少しコツが必要なので、もし捻挫を繰り返してしまっている方がいらっしゃればご連絡ください。
----------------------------------------------------------------------
旭トレーニングハウス
愛知県瀬戸市共栄通5丁目34番地 レーべンビルM&K1階東側
電話番号 :
0561-59-9991
----------------------------------------------------------------------